2024年7月17日から7月21日は夏‐小暑‐末候・第三十三候「鷹乃学習:たかすなわちがくしゅうす」です。

鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える頃とされています。鷹に限らず全ての生き物が巣立ちの準備をする季節です。では、旧暦ではなぜ鷹だけが採り上げられているのでしょうか。

鷹は昔から人に身近な存在だったようです。例えば、初夢に見ると縁起がいいものに鷹が出てきます。「一富士、二鷹、三なすび」などと言いますね。他にも色んなことわざや言い伝えに鷹が出て来ます。

江戸時代の殿様は鷹狩を楽しみました。この頃の鷹狩は、食料の確保というよりも政治絡みの接待行事、遊びやスポーツのような存在だったようです。

松代藩(現 長野市松代町)初代藩主の真田信之も鷹狩を好みました。これにちなみ放鷹(ほうよう)の行事が松代城や真田邸などでほぼ毎年行われています(写真はちょっと前のものです)。

ところで、我が家の家庭菜園ではなすび(茄子)が採れ始めました^^

2019/03/17