2024年8月28日から9月1日は秋‐処暑‐次候・第四十一候「天地始粛:てんちはじめてさむし」です。
二十四節気は処暑(しょしょ)です。暑さがおさまる頃を表現していますが…
“処”には“来て止まる”“その場にとどまる”“おちつかせる”などの意味があります。“暑さがとどまったままでまだ暑い”となるのか、それとも“落ち着いてきて涼しくなる”のでしょうか?
第四十一候の意味は”天”も“地”やっと寒くなり始めた、ということです。“粛”は“つつしむ”の意味があるようです。“暑さがつつしむ”、すなわち“涼しくなっていく・寒くなっていく”のでしょうか?
確かにツンツンと刺すような太陽の強さはなくなりました。虫の音も聞こえてきましたね。夏が過ぎていく感じがします。
とは言え、残暑やっぱりしんどいなあ、が実感ですね。暑さ疲れの他にも、冷房疲れ、旅行疲れ、宿題疲れ、などもありそうです。冷えたビールを飲み過ぎたなんてことも….ですね^^
心配なのは最近の温暖化による猛暑の生態系や生活様式への影響です。七十二候はそれぞれの年代ごとに自然や生活様式に合うように改編がなされてきました。100年以上も前と比べること自体意味無理なことかもしれませんが、これからも季節の移り変わりを楽しむことができれればいいですね。