2024年9月17日から9月21日は秋‐白露‐末候・第四十五候「玄鳥去:つばめさる」です。
ツバメは夏鳥で日本で産卵して子育てをします。ついこの前まで子ツバメがいたと思っていたのですが、巣はもう空っぽです。飛び回ってもいません。既に東南アジアなどの温かい地域へ旅立った(渡り)のでしょうか?
実は渡りをやるのはもうちょっと後、9月末から10月初頭の頃です。それまでは親も子も一緒になって、アシ原などので集団で過ごします。スズメのお宿ならぬツバメのお宿ということですかね。ちなみにツバメはスズメ目に分類されます。
犀川の河川敷にはアシなどの「しげみ」はあるのですが「原」と呼ぶには小さいですね。千曲川流域にはいくつかツバメのお宿があるようです。
ツバメは春先に現れ秋にはいなくなる、季節感のある鳥ですね。家の軒下に巣を作ることが多いので、人間にとっては親しみのある鳥です。そんなところから七十二候に登場したのではないかと思います。