2025年1月5日から1月9日は冬‐小寒‐初候・第六十七候「芹乃栄:せりすなわちさかう」です。

芹は春の七草のひとつにも数えられ、奈良時代にはすでに食用とされていたようです。

早春にいち早く芽吹くことから、その生命力を体に取り入れ無病息災を願う食材とされてきました。食材の少ないこの時期に、栄養価の高い芹は貴重なものだったのでしょう。

「競り(セリ)勝つ」など、縁起の良い食材としても人気があったようです。

野芹(ノゼリ)(たぶん)を見つけました。まだ小さいですが、十分すぎるほどの春待ち香がします。

2025/01/04