2025年3月10日から3月14日は春‐啓蟄‐次候・第八候「桃始笑:ももはじめてさく)」です。「笑」には花が咲くという意味があります。花が咲くと自然と笑みがこぼれますね。第八候は、桃の花が咲くほどに温かくなった春のほのぼのとした気持ちを表わしています。
これは七十二候が作られた100年以上も前の江戸の話。北信地方の桃はまだ花芽の状態です。梅の花はやっと数個開き始めたばかり(去年と比べて10日以上も遅れています)。杏子(アンズ)の芽は膨らんできました。犀川河川敷のネコヤナギの花穂は出ていますが、昨年と比べ膨らみが小さいですね、ちょっと遅れているようです。
庭では水仙が咲きだしました。スノードロップは満開です。雪に耐えた本金盞花(ホンキンセンカ)も咲いています。
