2025年4月20日から4月24日は春‐穀雨‐初候・第十六候「(あしはじめてしょうず」です。二十四節気はまた一歩進んで「穀雨」になりました。「穀雨」の雨は百穀を潤すとされ、田植えの準備の目安ともされてきました。春雨のもとで水辺の葦(葭)や水草は一斉に芽を伸ばし始めます。
千曲川周辺の葦は立ち枯れのままですが、よおーく見ると緑の葉が見えます。
立ち枯れとはいえ茎はかなり固いです。しかも茎の表面がすべすべしていて水をよくはじきます。屋根ふきの材料や葦簀(よしず)などにして使われてきた理由です。また写真のように、大きいものは全長3メートル以上に伸びるので、使い勝手が良いのでしょう。
肥料にもなるとのことで、昔は葦のような草を刈り取って水田に撒いていたそうです。川の近くの畑で、遅霜対策として野菜に葦をかぶせてあるのを見たことがあります。そのまま肥料としても使ったのでしょうか?
何しろ、“ただ”の資材がすぐそこに沢山あるのです。使わなきゃ損ですよね✌️
