2025年5月26日から5月30日は夏‐小満‐次候・第二十三候「紅花栄:べにばなさかう」です。

紅花は古くから日本人の生活と文化に大きく関わってきた植物です。日本には奈良時代に渡ってきたとされ、万葉集にも「末摘花(すえつむはな)として登場しています。江戸時代は、紅花に関する産業は一大産業でした。

紅花の種を蒔きました。今年の種は、昨年咲いた花からとって保存しておいたものです。七十二候では「紅花栄」ですが「紅花種撒:べにばなたねまく」です。

(昨年購入した)紅花の種の袋には「寒地/寒冷地では4月末から5月末までが蒔き時、7-8月が開花期」と書いてあります。

長野市(北信地方)は「寒地/寒冷地」なので、紅花が咲くにはあと一か月以上あります。楽しみにして待ちましょう。

「暖地では秋蒔きが5月中旬に,春蒔きが6月上旬に、そして温暖地の秋蒔きは6月上旬に、春蒔きは6月中旬に」ともあります。

なるほど。この時期の「紅花栄:べにばなさかう」もあるんですね。

2025/05/27 播種4月25日 苗植え5月18日