2024年10月18日-10月22日 蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)

2024年10月18日から10月22日は秋‐寒露‐末候・第五十一候「蟋蟀在戸:きりぎりすとにあり」です。 寒露も末候となり、朝方はだいぶ涼しくなってきました。さすがにキリギリスや他の虫たちの声はだいぶ小さくはなりました。 …

2024年9月28日-10月2日 蟄虫胚戸 (むしかくれてとをふさぐ)

2024年9月28日から10月2日は秋‐秋分‐次候・第四十七候「蟄虫胚戸:むしかくれてとをふさぐ)」です。 「胚」には物事の「はじめ、きざし」、「蟄」には「かくれる、とじこもる」という意味があります。夏の虫たちは深まりゆ …

2024年8月28日-9月1日 天地始粛(てんちはじめてさむし)

2024年8月28日から9月1日は秋‐処暑‐次候・第四十一候「天地始粛:てんちはじめてさむし」です。 二十四節気は処暑(しょしょ)です。暑さがおさまる頃を表現していますが… “処”には“来て止まる”“その場にとどまる”“ …

2024年8月12日-8月16日 寒蝉鳴(ひぐらしなく)

2024年8月12日から8月16日は秋‐立秋‐次候・第三十八候「寒蝉鳴:ひぐらしなく」です。 寒蝉と書いてヒグラシと読みますが、ほかにも日暮、晩蝉などとも書きます。日暮時に甲高い鳴き声を聞くと、盛夏を過ぎていよいよ秋がや …

2024年6月10日-6月15日 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)

2024年6月10日から6月15日は夏‐芒種‐次候・第二十六候「腐草為蛍:くされたるくさほたるとなる)」です。 そろそろ蛍が飛び交う季節です。でもどうして「腐った草が蛍になる」のでしょうか。 ホタルの幼虫が水中から陸に上 …

2024年6月5日-6月9日 蟷螂生(かまきりしょうず)

2024年6月5日から6月9日は夏‐芒種‐初候・第二十五候「蟷螂生:かまきりしょうず」です。 二十四節気の芒種(ぼうしゅ)に入りました。 芒は「のぎ」とも読まれ、稲や麦のための殻にあるトゲのことです。芒のある穀物の種を蒔 …

2024年5月20日-5月25日 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

二十四節気は小満「万物が長じて天地に満ち始める季節」に入りました。草や木は花を咲かせ、鳥や動物たちは新しい命を育む時期です。 第二十三候では、蚕が桑を食べて大きく育っていく様子を表わしています。 蚕の繭からはきれいな絹糸 …

2024年5月10日-5月14日 蚯蚓出(みみずいずる)

2024年5月10日から5月14日は夏‐立夏‐次候・第二十候「蚯蚓出:みみずいずる」です。 そろそろ蚯蚓(ミミズ)の活動開始時期なのですが… 5日は最高気温33度でさすが立夏と思っていたら、8日9日の最高気温は15度です …

2024年3月15日-3月19日 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

2024年3月15日から3月19日は春‐啓蟄‐末候・第九候「菜虫化蝶:なむしちょうとなる」です。 「葉虫」は菜の花などのアブラナ科の葉につく青虫のことで、代表的な青虫はモンシロチョウの幼虫です。「化蝶」は青虫の蛹が羽化し …

2024年3月5日-3月9日 蟄虫啓戸(すごもりとをひらく)

2024年3月5日から3月9日は春‐啓蟄‐初候・第七候「蟄虫啓戸:すごもりとをひらく」です。冬眠で蟄(とじこ)もっていた虫たちが戸(土)を啓(ひら)いて出て来る様子を表現しています。 二週間ほど前(2月19日)残りの大根 …